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Ubootを使用してルーターをデブリックする

DIY プロジェクトを行っていたり、間違ったファームウェアをフラッシュしたりした場合、ルーターがブリックしてしまう可能性があります。 ルーターにアクセスできない場合がありますが、Uboot フェイルセーフを使用してファームウェアを再インストールできます。

注意: Uboot 操作により、ルーターの設定とインストールされているプラグインが削除されます。


イーサネットポートを備えたコンピュータをご用意ください。イーサネットポートがない場合は、追加の USB イーサネットアダプタをご用意ください。

以下の手順に従って Uboot Web UI にアクセスし、ファームウェアを再インストールしてください。

以下のビデオチュートリアルも参照してください。

  1. ここからファームウェアをコンピュータにダウンロードしてください。

    GL-AR750S-EXT などの一部のモデルでは、2 つの形式のファームウェアがありますが、Uboot 用のファームウェアを使用してください。ファイル名拡張子は .img です。

  2. ルーターの電源を切ります。コンピューターをルーターの イーサネット ポート (LAN または WAN) に接続します。他のポートはすべて未接続にしておく必要があります。

  3. リセット ボタンをしっかりと押したままにして、ルーターの電源を入れます。 ルーターに電源ボタンがない場合は、電源プラグを差し込むと自動的に電源が入ります。

    LED が規則的なシーケンスで数回点滅します。シーケンスが変わったら指を放してください。

    以下は各モデルのLED点滅シーケンスを説明します。

    注意: 同じルーターモデルでも製造年月日が異なると、LEDの色や点滅順序が異なる場合がありますが、UBootプロセスには影響しません。LEDの点滅の変化にご注意ください。

    • GL-MT3000(Beryl AX)の場合、青色LEDが6回点滅し、その後白色に変わり点灯します。

    • GL-MT2500/GL-MT2500A(Brume 2)の場合、 青色LEDが5回点滅した後、白色に点灯します。

    • GL-S200の場合、シアン色のLEDが5回点滅した後、短時間紫色に変わり、その後シアン色に変わって点灯したままになります。

    • GL-A1300(Slate Plus)の場合、 LEDがゆっくり5回点滅した後、しばらく点灯し、その後ずっと速く点滅します。

    • GL-AR150, GL-AR300M, GL-USB150(Microuter), GL-AR750(Creta), GL-AR750S-EXT(Slate), GL-X750(Spitz), GL-MT300N-V2(Mango), microuter-N300の場合、 LEDが5回点滅します。

    • GL-E750(Mudi)の場合、 画面には最初に「Booting」、次に「Reset Counting 1 to 4」、最後に「Please Open Web 192.168.1.1」が表示されます。

    • GL-S1300(Convexa-S), GL-B1300(Convexa-B)の場合、 LEDが4回点滅します。

      一番左のLEDがずっと点灯したまま、一番右のLEDが4回点滅し、その後、真ん中のLEDが点灯し続けることがあります。

      (一部の古いGL-B1300では、一番左のLEDがずっと点灯し、真ん中のLEDと一番右のLEDが同時に5回点滅した後、点灯したままになります。)

    • GL-SF1200の場合、 5G LEDが5回点滅した後、点灯したままになります。

    • GL-AX1800(Flint)の場合、 青色LEDが5回点滅した後、白色に変わり点灯し続けます。

    • GL-AXT1800(Slate AX)の場合、 青色LEDが5回点滅した後、点灯したままになります。

    • GL-XE300(Puli)の場合、LAN LED が 5 回点滅し、その後 WIFI LED が点灯したままになります。

    • GL-X300B(Collie)の場合、 WAN LED が 5 回点滅し、その後 WIFI LED が点灯したままになります。

    • GL-SFT1200(Opal)の場合、 青色の LED が 5 回点滅し、その後白色に変わり、点灯したままになります。

    • GL-AP1300(Cirrus)の場合、 電源LEDがゆっくり5回点滅した後、しばらく点灯し、その後常に速く点滅します。

    • GL-MT1300(Beryl)の場合、 LEDは最初青色で、ゆっくり2回点滅し、その後少し速く5回点滅して白色に変わり、点灯したままになります。

    • GL-B2200(Velica)の場合、 2つのLEDは最初青色で、次に白色に変わり5回点滅した後、青色に変わり点灯し続けます。

    • GL-MV1000/GL-MV1000W(Brume)の場合、 LEDが点滅しません。(電源と WAN LED はずっと点灯したままです)。

    • GL-MiFiの場合、 LEDが6回点滅します。

    • GL-MT300N, GL-MT300Aの場合、 LEDが3回点滅します。

  4. 手動でコンピュータのIPアドレスを192.168.1.2に設定します。各オペレーティングシステムの手順をご覧ください:

    Windows 7 / Windows 10
    1. コントロールパネル-> ネットワークとインターネットt -> ネットワークと共有センター -> アダプタ設定の変更をクリックください。

    2. ローカルエリア接続を右クリック -> プロパティ

    3. インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4) をクリック-> プロパティ.

    4. IP アドレスを手動で「192.168.1.2」に設定します。

    5. サブネット マスクを「255.255.255.0」に設定します。

      ipv4 properties

    6. OK ボタンをクリックします。

    Windows 11
    1. 設定を開きます。

    2. ネットワークとインターネットをクリックしてください。

    3. イーサネット タブをクリックします。

      windows 11 ethernet

    4. [IP 割り当て] セクションで、編集 ボタンをクリックします。

      windows 11 ethernet edit

    5. 手動 オプションを選択します。

      windows 11 ethernet edit

    6. IPv4 トグル スイッチをオンにします。

    7. 静的 IP アドレス192.168.1.2 に設定します。

      windows 11 ethernet edit

    8. サブネット マスク255.255.255.0として指定します。

    9. 保存 ボタンをクリックします。

    macOS
    1. 画面左上のAppleアイコンをクリックし、システム環境設定を選択します。

      macos system preferences

    2. ネットワークをクリックします。

      macos system preferences network

    3. 左側のイーサネットをクリックし、IPv4の設定の隣にあるドロップダウンボックスをクリックし、手動を選択します。USBイーサネットアダプターを使用している場合、イーサネットが見つからず、USB イーサネット アダプタの名前として表示される場合があります。

      macos ip manually

    4. IPv4 アドレス に「192.168.1.2」、サブネット マスク に「255.255.255.0」、ルーター に「192.168.1.1」を入力し、右下隅の [適用] ボタンをクリックします。

      macos ip manually

  5. ブラウザを使用して http://192.168.1.1 にアクセスします。これは Uboot Web UI です。

    Uboot web ui

    注意: Uboot のバージョンは製造日によって異なるため、上記の Uboot Web UI は表示されるものとまったく同じではない可能性があります。場合によっては、Uboot バージョンをアップグレードすることをお勧めします。 以下のチュートリアルを参照してください。

    Ubootのバージョンをアップグレードする

    Uboot のバージョンによっては古すぎる、または Web UI がユーザーにとって理解しにくい場合があるため、Uboot のバージョンをアップグレードすることをお勧めします。

    たとえば、次の図は、GL-AR750S の古い Uboot バージョンの Web UI を示しています。 2 つの ファイルを選択 ボタンがあるため、ユーザーは混乱する可能性があります。

    gl-ar750s old Uboot version

    1. 事前にUbootファイルを ここから ダウンロードしておく必要があります。

    2. Uboot Web UIにアクセスできるようになるまで、上記の手順を繰り返します。

    3. ブラウザを使用して http://192.168.1.1/uboot.html にアクセスします

      gl-ar750s u-boot update page

    4. ファイルを選択ボタンをクリックし、ダウンロードしたUbootファイルを選択します。

    5. U-Bootの更新ボタンをクリックします。

    6. アップデートには数分かかります。アップデートに成功すると、ルーターが再起動します。

    7. この時、ステップ4に戻りIP設定を変更し、ウェブ管理パネルにアクセスしてみてください。ウェブ管理パネルに正常にアクセスできれば、ルーターが再起動されたことを意味します。

    8. 上記の手順を繰り返してファームウェアをアップグレードします。Ubootバージョンが正常に更新されると、ステップ5でUboot Web UIが変更されたことが確認できます。

  6. ファイルを選択 ボタンをクリックして、ファームウェア ファイルを見つけます。 次に、ファームウェアの更新 ボタンをクリックします。

  7. 約3分間待ちます。アップデート中はデバイスの電源を切らないでください。電源とWi-Fi LEDの両方が点灯している場合、またはデバイスでSSIDを確認できる場合、ルーターの準備は完了です。

  8. ステップ4で行ったIP設定を元に戻し、デバイスをルーターのLANまたはWi-Fiに接続します。再び192.168.8.1でルーターにアクセスできるようになります。


まだご質問はありますか? コミュニティ・フォーラムをご覧ください。