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Flint 4の10G SFP+ポートを接続する

Flint 4(GL‑BE14000)は、WANとLANを切り替えられる10G SFP+ポートを搭載しています。このポートは、光ファイバーおよび銅線Ethernet接続用の各種SFP+モジュールやケーブルに対応しており、長距離の光ファイバー接続、一般的なツイストペア配線、高度なPON光回線終端など、さまざまなネットワーク要件に対応できます。

以下では、Flint 4(GL-BE14000)のSFP+ポートに対応する3つの接続方式について、利用シナリオ、接続トポロジー、長所と短所、注意事項、互換性を確認済みのモデルを詳しく説明します。互換モデルの情報は参考としてご利用ください。

方式1:光トランシーバー + 光ファイバーケーブル

1.1 利用シナリオ

この方式は、長距離で安定性の高い10G Ethernetネットワークに適しています。主な利用シナリオは次のとおりです。

  • ISPの10G Ethernet光アップリンクに接続し、家庭用または業務用の超高速ブロードバンドを利用する。
  • Flint 4と離れた場所にある10Gスイッチの接続、住宅の階をまたぐ配線、小規模オフィスのバックボーン構築など、屋内外で長距離ネットワークを接続する。

1.2 トポロジー

Flint 4の10G SFP+ポート → 標準10G SFP+光トランシーバー(SR/MR/LR)→ 光ファイバーケーブル → 離れた場所にある10Gネットワークスイッチ / ISPの光Ethernet終端装置

1.3 長所と短所

次の表では、光トランシーバーと光ファイバーケーブルを使用する方式について、主な性能と使いやすさを星評価と説明で示します。

評価項目 星評価 説明
伝送距離 ★★★★★ 最大300m(マルチモード)または10km以上(シングルモード)に対応します。銅線ケーブルの距離制限を超える長距離ネットワークに適しています。
耐干渉性 ★★★★★ 光信号は電磁干渉、静電気、クロストークの影響を受けないため、複雑な環境でも安定して動作します。
省電力性 ★★★★★ 消費電力と発熱が少なく、成熟したチップ設計により、過熱のリスクを抑えながら長期間にわたって高負荷で安定して動作します。
互換性 ★★★★★ 公式に完全対応しています。標準の10G Ethernetプロトコルに準拠しており、ファームウェア適合上のリスクはありません。
導入の容易さ ★★★☆☆ 光ファイバーの接続仕様に関する基本的な知識が必要です。不適切な作業は信号減衰の原因となるため、銅線配線よりも導入の難易度がやや高くなります。
経済性 ★★★☆☆ 光トランシーバーと光ファイバーケーブルを別途用意する必要があり、従来のツイストペア方式より総コストが高くなります。

1.4 注意事項

  • 標準の10G Ethernet光トランシーバーのみをサポートします。PONプロトコル対応光モジュールはこの方式では使用できません。

  • 速度低下やリンク障害を防ぐため、実際の伝送距離に応じて、シングルモードまたはマルチモードの光モジュールと対応する光ファイバーケーブルを選択してください。

  • この方式はISPの10G Ethernet over Fiberサービスにのみ対応します。従来の住宅向けGPON/XGS-PON光回線には直接接続できません。

1.5 互換モデル

GL.iNetおよび協力ユーザーがFlint 4との互換性を確認した標準光トランシーバーの一部を以下に示します。参考としてご利用ください。

モデル テスター
ipolex AXS85-192-M3 10GBase-SR 850nm 300m GL.iNet
ipolex CAB-10GSFP-P1.5M 10G SFP+ DAC 1.5m, 30AWG 協力ユーザー
QSFPTEK QT-SFP+SR CO SFP+ 10G 850nm 300m GL.iNet
QSFPTEK QT-SFP-2.5G-0401D SFP 2.5G 850nm 300m GL.iNet
QSFPTEK QT-SFP+-SR CO SFP+ 10G 850nm 300m 協力ユーザー
QINIYEK BJ-SFP+SR AR 10G 850nm 300m GL.iNet
QINIYEK BJ-SFP+-SR CI SFP+ 10G 850nm 300m 協力ユーザー
XZSNET SFP10G-SR GL.iNet
10Gtek AXS85-192-M3 10GBase-SR 850nm 300m GL.iNet
10Gtek AZS85-192-M1 25G SFP28-SR 850nm 100m GL.iNet
10Gtek ASF85-24-X2-D 1000Base-SX 850nm 550m GL.iNet
10Gtek ASF85-24-X2-D 1.25G SFP-SX 850nm 550m GL.iNet
FS Cisco SFP-10G-SR Compatible 10GBASE-SR GL.iNet
FS Juniper EX-SFP-10GE-SR 10GBASE-SR SFP+ GL.iNet
FS Arista SFP-10G-SR 10GBASE-SR SFP+ GL.iNet
FS Brocade 10G-SFPP-SR 10GBASE-SR SFP+ GL.iNet
HUAWEI 6G-850nm-120m-MM-SFP+ MTRS-6A11-01 GL.iNet
HUAWEI 2.5G-1310nm-SM-ESFP MXPD-483II GL.iNet
netLINK 10G/850nm/300m/DDM HTB-10G-SR GL.iNet
H!Fiber ASF-GE2-T 10/100/1000Base-T SFP SGMII RJ-45 100m GL.iNet
H!Fiber ASF85-24-X2-D 1000Base-SX 850nm 550m GL.iNet
Cisco GLC-SX-MMD 10-2626-01 CLASS 1 21CFR1040.10 LN#50 協力ユーザー
ONTI OBT-C2GE-R10 SFP 2500Base-TX RJ45 100m 協力ユーザー

方式2:SFP+ - RJ45変換モジュール(SFP‑10G‑T)

2.1 利用シナリオ

SFP‑10G‑Tモジュールは、SFP+光スロットを標準RJ45ツイストペアインターフェースに変換します。一般的なLANケーブルを使用する短距離の10Gネットワークに適しています。代表的な用途には、Flint 4と10GスイッチまたはNASの短距離接続、光ファイバーを敷設し直さずに10G RJ45ポートを追加する構成、従来のツイストペア配線を利用した家庭またはSOHO向け高速LANがあります。10G Ethernetが必要でも光ファイバー配線を利用できない場合に適した代替方式です。

2.2 トポロジー

Flint 4の10G SFP+ポート → SFP+ - RJ45変換モジュール(SFP‑10G‑T)→ CAT6A/CAT7ツイストペアケーブル → 10Gスイッチ / 10G有線端末

2.3 長所と短所

次の表では、SFP+ - RJ45変換モジュール(SFP‑10G‑T)を使用する方式について、主な性能と使いやすさを星評価と説明で示します。

評価項目 星評価 説明
伝送距離 ★★☆☆☆ PHYチップのハードウェア制限により、安定して伝送できる最大距離は30メートルです。長距離配線には適していません。
耐干渉性 ★★★☆☆ 従来のツイストペア伝送を使用するため、複雑な配線環境では電磁干渉やクロストークの影響を受ける可能性があります。
省電力性 ★★☆☆☆ 高負荷が継続すると消費電力と発熱が大きくなります。長時間使用する場合は放熱対策が必要です。
互換性 ★★★★☆ 標準の10G RJ45端末に対応します。安定した10G伝送にはCAT6A/CAT7ケーブルが必要です。
導入の容易さ ★★★★★ プラグアンドプレイに対応し、光路の調整は不要です。従来のLANケーブル配線と同様に導入でき、操作も簡単です。
経済性 ★★★★☆ 既存のRJ45配線を再利用できるため、光ファイバーへの変更費用はかかりません。10G-Tモジュールのみを別途購入する必要があります。

2.4 注意事項

  • 安定した10G伝送にはCAT6A以上のLANケーブルを使用してください。CAT6以下のケーブルでは速度低下やパケット損失が発生します。

  • 配線距離は30メートル以内にしてください。上限を超えると、リンクの不安定化、速度低下、切断が発生する可能性があります。

  • 過熱による機器障害を防ぐため、SFP‑10G‑Tモジュールの周囲に放熱用の空間を確保してください。

2.5 互換モデル

GL.iNetおよび協力ユーザーがFlint 4との互換性を確認したSFP+ - RJ45変換モジュールの一部を以下に示します。参考としてご利用ください。

モデル テスター
ipolex 10G Base-T RJ45 30m GL.iNet
ipolex ASF-GE-T 1000Base-T SFP RJ-45 100m GL.iNet
QSFPTEK QT-SFP-10G-T UB RJ45 30m GL.iNet
XZSNET-SFP10G-T RJ45 30m GL.iNet
10Gtek ASF-10G-T RJ45 30m GL.iNet
10Gtek ASF-2G-T 2.5GBase-T SFP RJ-45 100m GL.iNet
10Gtek ASF-10G2-T 1G/2.5G/5G/10GBase-T RJ-45 30m 協力ユーザー
HUAWEI SFP-1000BASE-T-RJ45-100m SFP-1000Base-T 協力ユーザー
Xicom SFP-2.5G-T 100/1000M/2.5G RJ45 100m 協力ユーザー

方式3:PON‑ONU SFP+スティック

3.1 利用シナリオ

PON‑ONU SFP+スティックはONU光モデムの機能をすべて内蔵しており、Flint 4のSFP+ポートで従来の住宅向けGPON/XGS-PON光回線を直接終端できます。独立した外付け光モデムが不要になり、1台の機器で光回線への接続とルーティングを実現します。家庭内のネットワーク機器を減らし、通信事業者のPON光回線をルーターに直接接続したい上級ユーザー向けの構成です。

3.2 トポロジー

Flint 4の10G SFP+ポート → PON‑ONU SFP+スティック → ISPのGPON/XGS-PON光回線(引込ケーブル、PONスプリッター、ISPのOLTを含む)

3.3 長所と短所

次の表では、PON‑ONU SFP+スティックを使用する方式について、主な性能と使いやすさを星評価と説明で示します。

評価項目 星評価 説明
伝送距離 ★★★★★ 標準のPON光ファイバー伝送距離に対応し、一般的な家庭用および業務用の光回線接続シナリオを満たします。
耐干渉性 ★★★★★ 光ファイバー伝送は耐干渉性に優れ、信号も安定しており、一般的なPON光回線接続規格に準拠します。
省電力性 ★★☆☆☆ 高速動作時の発熱が大きいため、性能低下や切断を防ぐには補助的な放熱対策が必須です。
互換性 ★★☆☆☆ 非公式に確認された上級ユーザー向けの方式です。互換性はISPの許可リストとスティックのモデルに依存し、長期間の動作が不安定になる可能性があります。
導入の容易さ ★★☆☆☆ ISPへの事前確認、SN/PLOAM認証の設定、放熱の最適化が必要で、全体的な導入難易度が高くなります。
経済性 ★★★☆☆ 独立した光モデムの費用は不要になりますが、IPTVや音声サービスを利用できない、公式の技術サポートを受けられないなど、サービス上のリスクがあります。

3.4 注意事項

  • ISPの許可を事前に確認する:ユーザー所有のサードパーティ製ONUハードウェアをPONネットワークに接続できるか通信事業者に確認し、SN登録コードやPLOAMパスワードなど、必須の認証パラメーターを取得してください。

  • 放熱対策は必須です:高温による周波数低下、パケット損失、切断を防ぐため、PON‑ONUスティックに補助的な放熱対策を施してください。

  • サービス保証はありません:GL.iNetはこの方式の技術サポートを提供していません。ネットワークの不安定化、速度の変動、付加価値サービスの異常などの問題は、公式ファームウェアやアフターサービスでは解決できません。

  • モジュールモデルの許可リストは通信事業者によって異なります。購入前に、通信事業者がサポートするPONスティックのモデルを確認してください。

3.5 互換モデル

GL.iNetおよび協力ユーザーがFlint 4との互換性を確認したPON-ONU SFP+スティックの一部を以下に示します。参考としてご利用ください。

モデル テスター
HUAWEI MA5671A 2.5G ONU stick GL.iNet
NOKIA GPON ONT SFP Class I Laser G-010S-A 協力ユーザー

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