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SQM (Smart Queue Management)

注: この機能はファームウェア v4.9 で導入されました。

Mango 2 (GL-MG1300) など一部のモデルは、メモリ不足のため、ファームウェア v4.9 以降でも SQM に対応しません。


Web 管理パネルの左側で、FLOW CONTROL -> SQM に移動します。

SQM (Smart Queue Management) は、ルーターのネットワークトラフィックをインテリジェントに管理して遅延と「バッファーブロート(bufferbloat)」を最小限に抑え、ゲームや音声通話をよりスムーズにします。

注:

  1. この機能は、ルーターがゲートウェイとして動作しているときにルーターを通過するトラフィック(ローカルクライアントのトラフィックや VPN クライアントのトラフィックを含む)にのみ影響します。ルーターが VPN サーバーとして動作している場合の受信トラフィックには適用されません。
  2. SQM はリソースを大量に消費するため、低帯域幅または混雑したネットワークで最も効果を発揮します。高速回線で有効にすると、ピークスループットが低下する場合があります。
  3. ルーターが Drop-in Gateway モードの場合、SQM は動作しません。
  4. SQM と QoS を同時に有効にすることはできません。
  5. SQM は Network Acceleration と併用できません。SQM を有効にすると、安定したパフォーマンスを確保するため Network Acceleration は自動的に無効になります。

対応モデル

対応モデル
  • GL-MT6000 (Fortify)
  • GL-BE14000 (Flint 4)
  • GL-BE10000 (Slate 7 Pro)
  • GL-E5800 (Mudi 7)
  • GL-MT5000 (Brume 3)
  • GL-MT3600BE (Beryl 7)
  • GL-BE6500 (Flint 3e)
  • GL-BE9300 (Flint 3)
  • GL-BE3600 (Slate 7)
  • GL-MT6000 (Flint 2)
  • GL-MT3000 (Beryl AX)
非対応モデル
  • GL-MG1300 (Mango 2)
  • GL-X2000 (Spitz Plus)
  • GL-X3000 (Spitz AX)
  • GL-XE3000 (Puli AX)
  • GL-B3000 (Marble)
  • GL-AX1800 (Flint)
  • GL-AXT1800 (Slate AX)
  • GL-SFT1200 (Opal)
  • GL-MT1300 (Beryl)
  • GL-E750/E750V2 (Mudi)
  • GL-AR750S (Slate)
  • GL-XE300 (Puli)
  • GL-X750 (Spitz)
  • GL-MT300N-V2 (Mango)
  • GL-AR300M Series (Shadow)
  • GL-B1300 (Convexa-B)
  • GL-X300B (Collie)
  • GL-A1300 (Slate Plus)
  • GL-MT2500/GL-MT2500A (Brume 2)
  • GL-AP1300 (Cirrus)
  • GL-S1300 (Convexa-S)

ファームウェア v4.11 以降の場合

スイッチをオンにして SQM を有効にし、以下の手順に従って設定を完了します。

sqm v4.11

  1. WAN Bandwidth

    WAN のアップロード速度とダウンロード速度(入力範囲:1~10000)を手動で入力するか、Run Speedtest をクリックして速度を測定し、自動入力します。速度テストを実行するには、インターネットに接続されている必要があります。

    wan bandwidth

    注: 入力フィールドの値の単位は Mbps(メガビット/秒)です。参考として、換算した MB/s(メガバイト/秒)が表示されます。

  2. Queue Discipline

    トラフィックを管理し、高負荷時の遅延を低減するためのキューイングルールを選択します。

    queue discipline

    • cake: 全体的な遅延制御に優れた、スマートな自動トラフィックシェーピングです(推奨)。

      Queue Discipline として cake を選択した場合は、オプション機能として Cake Autorate を使用できます。

      Cake Autorate は、プローブの RTT に基づいて CAKE の帯域幅をリアルタイムで増減する、遅延ベースのシェーパーです。速度テストは実行せず、軽量な ping のみを使用します。WAN 帯域幅が変動する環境では有効にすることを推奨します。安定した回線では必要ありません。

      cake autorate

      注: Cake Autorate はバックグラウンドでプローブトラフィックを継続的に発生させます。従量制の回線を使用している場合は、この追加のデータ使用量を考慮してください。

      デフォルト設定はほとんどの接続に適しています。以下のパラメーターは、Cake Autorate への影響を理解している場合にのみ変更してください。必要に応じて Reset to Default をクリックすると、プローブとしきい値の設定をデフォルトに戻せます。

      Probe & threshold parameters

      • Probe Server Addresses: ネットワーク品質のプローブに使用する IP アドレスのリストです(カンマ区切り)。

      • Probe Interval: 間隔を短くすると応答が速くなりますが、より多くの CPU リソースを消費します。

      • Concurrent Probes: 同時プローブ数はプローブサーバーの数を超えないようにする必要があります。値を大きくすると CPU 負荷が増加します。

      • Idle Detection Threshold: 転送速度がこの値を下回ると、接続はアイドル状態とみなされます。この値は、設定した速度制限の 25% 以下にする必要があります。

      • Download Latency Threshold: ダウンロードの遅延がこのしきい値を超えると、帯域幅が引き下げられます。

      • Upload Latency Threshold: アップロードの遅延がこのしきい値を超えると、帯域幅が引き下げられます。

    • fq_codel: 基本的な遅延低減機能を備えた、シンプルで効率的なフェアキューイングです。

ファームウェア v4.9 ~ v4.10 の場合

スイッチをオンにして SQM を有効にし、トラフィック制御に使用する最大アップロード速度と最大ダウンロード速度(入力範囲:1~10000)を設定します。最適な効果を得るには、実際のインターネット帯域幅に合わせて設定してください。

sqm

注: 入力フィールドの値の単位は Mbps(メガビット/秒)です。参考として、換算した MB/s(メガバイト/秒)が表示されます。

up down speed

Queue Rule では、次の 2 つのオプションを選択できます。

  • cake: 全体的な遅延制御に優れた、スマートな自動トラフィックシェーピングです(推奨)。

  • fq_codel: 基本的な遅延低減機能を備えた、シンプルで効率的なフェアキューイングです。

Tip

QoS と SQM の設定の違いは、QoS ではアプリケーションの優先順位を設定し、ルーターがそれに応じて帯域幅を割り当てるのに対し、SQM ではキュールールを選択する点です。


ご不明な点がある場合は、コミュニティフォーラム または お問い合わせ をご利用ください。